EHRC ホ ー ム ペ ー ジ | 新 し い 種 目 | あ な た の 質 問


理論上、このアイソクロン計算は一つの石に在る違った無機物にも使うことができます。実際、理論からいうと、一つの石からのほうが、一組の石(何メートル、何キロメートルも離れた)からよりも、無機物のストロンチウムの割合を均質化するのがずっと簡単なはずなのです。 もし一つの火成岩の中のいくつかの無機物から測定されたSr-87/Sr-86の割合に対し Rb-87/Sr-86 の割合が座標に記入され、直線を表す場合、それらは「コンコーダント:"調和"」("concordant")と呼ばれます。 もし、それらがいわく、「地質学的に受け入れられる」年代と一致するならば、その結果は正確だと推測さるわけです。ところが、ほとんどの無機物は座標に記入されても直線を表しません。つまり、そのデータは「ディスコーダント:不調和」というわけです。そしてそれらの無機物は一貫して「正しい」といわれている年代よりももっと若い年代を示します。

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Ó 2010 Arthur V. Chadwick, Ph.D.